子供たちが短くなった夏休みに何処にも行けないのは、可哀想という事にかこつけて、、
三重県いなべ市役所とにぎわいの森に寄ってきました。
行政施設とマーケットの組み合わせや、鉄鋼の組柱によるキャノピーは、恩師、池原義郎20年前の作品「ガレリア亀岡」を思い出しました。
両者とも少し離れた郊外に位置する公共建築。
ガレリア亀岡が、田園風景の中に都市的なパサージュを中心とした賑わいを創り出していたのに対し、にぎわいの森は風景の延長の中に散策的な賑わいが演出され、時代の流れを感じます。森の背景も良い感じ。
いずれも、観光客というより、働く人達が生き生きとしていたのが印象に残ります。地元の活動が見える公共建築です。
付き合ってくれた子供達も、アマゴの刺身と川遊びで満足の様子。久しぶりに良い時間を過ごせました。早く気兼ねなく遠方も建築見学に行きたいものです。
森の中に店舗が見え隠れ
建築はシンプルに統一され主役の森を引き立てます。
対してこちらは庁舎エントランスの賑わいを建築で演出
ガレリア亀岡の方が有機的に感じるのは、線/ラインに対する拘りが半端なかったからだなぁと事務所時代が思い出されます。
初アマゴの刺身は、甘くて美味しかったです。
Comments