小松の古民家 現場検査
- 081223
- 2008年12月23日
- 読了時間: 2分
夜中に東京から帰ってきて、そのまま数時間仮眠をとって、石川の現場へ、

予定では、設計の最終検査でしたので、(残念ながらいくつか間に合わないところもありました)目を皿のようにして、不具合等がないかをチェックしてゆきます。
図面と違うところ等は、比較的気楽に?指摘できますが、問題は微妙な仕上リ具合のところ。難しい納まりなのはこちらも十分に承知している故、こちらも判断が心の中で微妙に揺れます。
工務店はこれくらいなら大丈夫と思い。また、お施主様は気にならないレベルの場合が多いのですが、、、
しかし、やはりこれは作品なのだと、施工者と自分を納得させ?心を鬼にしてひたすらチェック項目の山を築き上げてきてしまいました。 来年頭には是正事項の再チェックに行く事になります。
図面で何回も建物の中を彷徨っているからか、大体のイメージはつかめているはずなのですが、中には、やはり出来上がってみて初めて分かるという部分もあります。
今回の現場で一番期待以上だったのは、写真の間接照明でした。通常間接照明は天井か、床の近くに設置する事が多いのですが、今回天井が高かったため、壁の途中という余り経験の無い位置に設置せざるを得ませんでした。
しかしこれが斜めの天井への反射と相まって、垂直の壁が浮き上がっている様に見え、とても印象深い光りの表れ方となっていました。
お施主様もとても気に入ってくれ、建築の楽しみを実感させて頂いたひと時でした。
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