前日の幻庵に引き続き、2日目は名古屋市内の大学郡の見学です。
スタートは吉村先生の愛知県立芸術大学。と言えば、やはりこれ、
階段だけでも美しい。
連続する講義室 この建物、1階はピロティ(屋根のある広場)2階は、通路のみ(笑。一部研究室もありますが)3階に講義室と改めて考えるとほとんどが動線という。とんでもなく贅沢プランな建築でした。 (大学の方がおっしゃっていたのですが、確かに今時の教室の要求に応えるのは難しそう) でも、これって、ギャラリーとかに転用したら、とてもいいんじゃないかとも思ったりして。
サクラダファミリアのガウディ階段!?
続いて、アトリエ棟。あまりの神秘的な美しさに、思わずシャッターを切ります。床の白ペイントは、出来過ぎの汚れ。
非常に今日的なアトリエの照明。
美しすぎる階段、気がついたら3つ目、やはり階段は見せ場です。
もうどこを撮っても写真になります。(笑
極めつけはこのホール。この時代ここまで情緒的なデザインを僕は知りません。やられました。。。 愛知県立芸術大学は、主に住宅で有名な吉村先生が全体計画、設計を行ったほとんど唯一の作例。是非今後も残して欲しいものです。 続いては、吉村先生の師匠にあたるアントニン・レーモンドの南山大学に隣接する神言神学院。
人と建築。。「ゲド戦記」を思わせるようなカット
もはや、名古屋でなく、日本でもない(笑
この時代の建築は、何か温かさのようなものを強く感じさせます。50年近くが経つ建築ですが、次代の建築のあるべき姿を示唆しているように感じました。