もう一カ所の現場、 相変わらず、敷地の見えない現場(笑)
こちらは、RC造+木造ということで、事前にボーリング調査を行っています。そこで得たデータを基に地盤補強の設計を行っているのですが、斜面地という事もあり念には念を入れて実際の地盤が予想通りかを構造に確認頂いています。
試掘の穴に入って頂いたのは構造設計の担当者の方。事前に調べたデータと実際の地盤が相違ないかを確認して頂きます。
以前のボーリングで得たサンプルと実際の地盤を比較。結果は予想通り。一同一安心。予想はしていても相手はやはり自然。2重3重の想定はしておいて損はありません。
検査は無事終了。改良材を入れて地盤改良を行います。
実は、今回の検査の前にも地盤確認や試掘をしたりしています。設計段階も含めこんなにじっくりと地盤と向き合ったのは公共物件以来の出来事。
難易度の高い敷地や建物の場合、先に進む糧となるのは、入念な計画とやはり現場での実感です。