この住宅、通常の住宅より二回り大きい平面なので、採光と通風を期待してトップライトを真ん中につけています。 広い平面の中でどこにつけようか悩んだのですが、ここで過ごす子供達が一番集まって欲しい場所に設計してみました。 トップライトは明るさ3倍と言うのは勿論ですが、開閉式にする事で、煙突効果による通風も期待できます。 今回のも開閉式、「暑いんじゃないかと思っていたけど、トップライト空けたら風が抜けて、そうでも無いよ」とは大工さん談。 設計なので、予想はしていましたが、狙い通りの言葉に!!うれしい限りです。 誰が言ってたか忘れましたが、大工さんはその家の一番気持ちいいところを見つける名人だそう。 空調等の設備のまだついていない建物の中で一日を過ごすのですから、なるほど確かにそのはず。。。
現在、トップライトの下は大工さんのお昼の休憩場所になっているようです。 これまたうれしい事実。子供達もここに集まってくる姿が目に浮かびます(笑) 目に見えるモノは勿論ですが、目に見えないコトまでデザイン(設計)できたとき。。設計の醍醐味です。