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  • 執筆者の写真hanya61

建築構造設計者


今日パソコンを開いてみたら、以前書かせて頂いたブログにコメントが入っていました。

 

HPをお久しぶりに訪れました。 素敵なブログですね。 遅ればせながらレスさせて いただきます。 いまH邸の写真を拝見し(遅くてごめんなさい) すぐに構造計算書を確認しました。 積雪荷重は1mなので300kg/平米を考慮し、長期での低減はしていません。 基準法では長期では0.7倍までの低減は可とされていますので およそ1.5倍の法に対する安全率を、荷重設定で考慮しています。 一方で、こうして実際に大雪の状況で不具合のない とのご報告に、ホッ!とするとともにうれしく、 また誇りに感じます。 そして、改めて構造エンジニアとして 自然のふるまいに謙虚であろう!と 思う次第です。 最近はなかなかお会いできませんが、 4/24,25(来週の土日です)には ずっと以前にお話した「あいちの木で家をつくる会」の 初顔合わせ的な会で、 名古屋に行く予定にしております。 お休みの間にでも、お会いできればうれしいです。 ショップにも行きたいと思っております。 それではまた、お身体に気をつけて。 下久保亘

 

書いてくれたのは当時の構造設計者。彼とは前事務所での修業時代に仕事を一緒にさせて頂いた間柄で、年も近かった事もあり、僕のデビュー作である物件の構造をみて頂いたのでした。 当時も今も彼は日本有数の建築構造設計事務所の今川先生の事務所の大番頭 そんな優秀で大忙しの彼を担当としてつけて頂いた今川先生には今更ながら深く感謝しています。 設計事務所の拠点を名古屋市に移して以来、しばらく彼とは連絡が滞っているのが残念なのですが。。。 そんな彼から突然もらったコメントでした。 驚いたのは、コメントに書いてあるように、すぐ、計算書を取り出して、再確認されているとの事。 当たり前の事を必要とされていようが、いまいが、すぐに対応されているその姿勢。 改めて、彼にお願いできてよかった。と心から感謝と感動を覚えずにはいられないコメントでした。 建築設計者の仕事以上に、住宅の分野において構造設計者という仕事は、一般的ではないと思います。 けれども、一個人の住宅という(大きな建築に比べて)小さな分野にも全力で取り組んでくれる彼らとの協同は、大きな喜びと可能性を僕らと建築に与えてくれます。


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