あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
年末竣工した物件の新年会に参加させて頂きました。
竣工検査の時は何もなかった空間が、あっという間に住み慣れた家の様になっていて驚きました。初めての和風、しかも築140~30年の物件という事もあり、設計から現場まで、様々な困難、葛藤もありましたが、今は昔、家と御施主様がフィットしている様子をおいしい食事とともに堪能させて頂いてきました。
『こんな良いところに住んでも良いのかしら?』と最上級のお言葉も頂き、設計者として至福の時間を過ごさせて頂きました。
ご主人様の一番の要望であった庭の木の眺められる浴室も、無事完成。
当初は、もったいない、贅沢だ、あんな木いらない等々ご家族間で風向きの悪い浴室でしたが、ご使用されたご家族から、『あの木はあんなに立派だったのね』との言葉も頂き、ご主人様とのがんばりが報われ、ホッと胸をなで下ろす事も出来ました。
お言葉に甘えて、ひと風呂浴びさせて頂いてきたのですが、檜の香りと、ライトアップされた木と、、、、長風呂必須で、うらやましいかぎりでした。
御施主様、がんばってくれた工務店には、ただただ感謝な、ひと風呂でした。